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映画100本宣言:66本目「ハワイ・ミッドウェイ大海空戦 太平洋の嵐」

   

2014-08-20 19-29-0002「ハワイ・ミッドウェイ大海空戦 太平洋の嵐」(1960年)観ました。

あらすじ

若い飛行士の視点から見た、真珠湾攻撃からミッドウェイ海戦までを描いた戦記もの。

特設映画史としての本作

無論、戦争を覚えている年代に作られた映画なので、その説得力たるやすごいものがあります。

最近の映画のように、妙にお涙頂戴とか、わざとらしいメッセージ性などもなく、ただその時代を生きた若者の、その生きざま自体が、現代の我々にとっては強烈なインパクトを放ちます。

戦艦が出向するときのマーチなどは、現代で戦争映画を作っても絶対に流れないBGMです。
過去の戦争を、肯定も否定もせずに、事実として描き切るという姿勢が見えます。

しかし、ここではそれとは別に特撮映画の歴史として少し見てみたいと思います。

東宝はこの映画のために約1万平方メートルもの大プールを建設しました。
このプールはその後も、多くの映画で長らく使用されました。
日本の特撮を語るうえで外せないプールです。
男性が連想する「あのプール」とはまた違う大きな価値を持ったものです。

2014-08-20 19-02-0001

僕にとってはゴジラが何度となく出現した海でありますが、そのルーツは戦記ものでした。

その他、本作では航空機などの1/1セットを組むなどしているそうです。
艦橋のシーンなどで、甲板にあるいくつもの航空機はどういう仕組みかと調べてみるに、セットとは驚きです。

何が言いたいかというと、戦争の悲惨さ、あるいは時代の説得力を出すために、それだけの技術を投入したということです。

戦争などは特にリアルでないと、そのメッセージも伝わらないと思います。
監督や、特撮を担当した円谷英二はそのためにそういうぶっ飛んだことをしたのでしょう。
CGなどよりも説得力はあります。

2014-08-20 19-30-0003

残しておきたい映画

戦争の現実を語るには、当時を知る人がいるのが一番ですが、悲しいことに彼らは年々なくなっていきます。
そのうち話してくれる人はいなくなってしまいます。

NHKアーカイブなどには、戦争体験者のインタビューなどが収録されていますが、同時に本作のように「戦争を知っている時代に作られた映画」もまた、その人気いかんではなく、資料を兼ねて残しておくべき映画だと感じました。

最後に、三船敏郎が艦長とか、かっこよすぎて反則。

@babarts1979

映画100本宣言で観た映画のまとめはこちら⇒映画100本_2014年

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