[2023年 8月26日~27日]
都会の子どもたちが高森町で過ごす1泊2日の合宿「自然体験学習」が、コロナ禍の中断をはさみ、2019年以来4年ぶりに開催されました。
訪れてくれたのは、東京都文京区と千葉県市川市の学童保育の子どもたち。子ども(小学校1~4年生)30名、親2名、先生5名の計37名は過去最多の参加人数。もちろん子どもたちは全員高森町は初めてです。
1日目は到着のあと、流しそうめん(昼食)、魚のつかみ取り体験(捕ったあとは自分で串焼きに)、夜はバーベキューとキャンプファイヤー。この日、この夏一番の豪雨が高森町で発生、町の一部が停電しました。幸い宿泊所の「森の家」は停電は免れましたが、電気系統のトラブルで断水に。持参したミネラルウォーターで急場をしのぎました。
2日目は農業体験(じゃがいも収穫、ズッキーニ・ネギ畑見学、エシャロット・ニンニクの植え付けを体験)で汗を流し、近くの公園で昼食、その後、町の名勝不動滝を見学し帰路に着きました。なお、農業体験の畑はTAKARTが数カ月前より、植え付け、草刈り、管理などを入念に行ってきました
都会で生活する子どもたちにとって、高森町の自然の中で体験する流しそうめんや川魚つかみ、BBQ、野菜の収穫などは、初めて経験することばかりです。例えば、都会では泳いでいる魚をつかむことはありません。しかしここでは友達と協力して魚を捕り、その魚を自分たちでさばき焼いて食べる─こんな経験ができるのが、この自然体験学習の魅力でしょう。夢中になって全身で楽しんでいる子どもたちを見ると、こちらまで嬉しくなります。
夏休み最後の週末を、子どもたちは高森町で思う存分楽しみ、たくさんの思い出をつくってくれたことでしょう。また来年会えることを楽しみに、そして高森町の夏の思い出が永く記憶にとどまることを期待したい思います。
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