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やさしい薬膳グルメ

【薬膳グルメ 番外編】 伝説のどんぶり「ラ丼」

2016年3月発行の冊子TAKARTに、初めて「ラ丼」が登場します。    
記事のリード部に「たかもり温泉 湯ヶ洞・御大の館は県下有数のラドン含有量を誇る単純弱放射線泉。福島の原発事故以来、放射能ときけば拒絶反応が先に立ち、「長野県一のラドン含有量」を惹句に据えていたたかもり温泉も、この看板を下ろしたようだ」とあります。   
続いてラドンを含む天然温泉は「ラジウム温泉」と呼ばれ、発せられる放射線により新陳代謝を促し、免疫力や自然治癒力に寄与するとしています。   
その上でラドンとかつての東宝映画「空の大怪獣ラドン」(1956年)をつなぎ、その巨大フィギュアを屋外に設置しランドマークにするアイディアが記されています。この怪鳥ラドンは翼竜プテラノドンに由来し、使用済み核燃料の放射性物質が原因で誕生。身長50メートル、翼長120メートル、体重15000㌧で、ゴジラ・モスラと並び東宝三大怪獣のひとつ。これをよく知る世代はシニア世代、つまりたかもり温泉をよく利用する世代です。    
さらに記事は誘客のための名物にふれ、ここで「ラ丼」が登場。ラム肉を使った低カロリーであっさり食感のどんぶりです。ラドン→怪鳥ラドン→ラ丼と結びつければ一本のストーリーが完成。「ラドンに会える、ラドンが味わえる」たかもり温泉をめざそうとしています。

食事処 御大(御大の館レストラン)に「ラ丼」登場

怪鳥ラドンとラ丼


2016年の夏以降、このラ丼が「食事処 御大」の新メニューとして登場します。怪鳥ラドンのフィギュアは叶いませんでしたが、「ラ丼を食べて、ラドン温泉で入浴」が現実に。レストランの一番人気メニューに君臨した時期もありました。

青山女史直伝レシピ

かつてのご当地どんぶりを食べてみたい方のために、ラ丼のレシピを2題ご紹介します。

材料(二人前)  
ラム肉(薄切りしゃぶしゃぶ用)300g/玉ねぎ(中)1個/舞茸80g/アサツキ少々/調味料(しょうゆ大さじ2・みりん大さじ2・すりおろし生姜大さじ1・砂糖大さじ1)

作り方  
①玉ねぎは薄切りにし、ひたひたの水に入れ、みりんを加えさっと煮る。  
②ラム肉と舞茸は軽く湯通しする。  
③①に残りの調味料を入れ、②のラム肉と舞茸を加え、汁気がなくなるまで煮る。  
④丼にご飯を盛り、③をのせ、小口切りしたアサツキを振る。

材料(二人前)  
ラム肉(焼肉用)300g/玉ねぎ(中)1個/舞茸80g/アサツキ少々/市販の焼肉のタレ
作り方   
①焼肉のタレにラム肉、薄切りにした玉ねぎ、舞茸を20分ほど漬けこむ。こうすることで、玉ねぎと舞茸のたんぱく質分解酵素の働きで肉が軟らかくなる。   
②最初に玉ねぎと舞茸をフライパンで焼き、丼に盛ったご飯の上にのせる。   
③続いてラム肉を焼き、②の上にのせる。仕上げに小口切りしたアサツキを振る。

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