
サッパリ味、焼サバのミカンマリネ
春は自然界の陽気が日に日に増していくように、人間の体の陽気も動き出し、新陳代謝が活発化してきます。この新陳代謝を促すのが『肝の機能』であると中医学では捉えています。肝は「将軍の官」ともいわれ、全身の気血の流れをコントロールしています。春の芽吹きの如く、のびやかなに・しなやかに体を整えていきましょう。
「酸味」は、春に活発化する肝を滋養し、その機能を助けます。しかし、取り過ぎは機能を阻害しますのでほどほどに!
2月~3月が一番おいしい八朔-ハッサク-を使った、見た目も味もさわやかなレシピの紹介です。
焼サバのミカン(八朔)マリネ
★ 材料
塩サバ・八朔-ハッサク-、パセり、塩コショウ、オリーブオイル、お好みでレモン汁、ハチミツ(砂糖可)
★ 作り方
① 塩サバは、食べやすい大きさに切って焼く。
② ハッサクは皮をむいて実を取り出し、パセリはみじん切りにする。
③ ボールにオリーブオイル、塩コショウを入れよく混ぜ、②のハッサクを加え味を調える。※ 酸味が足りなければレモン汁(酢)を、甘みが欲しい人はハチミツ(砂糖可)で調整する。
④ ③に焼いたサバを入れ、パセリを散らして完成です。
- サバ - 豆知識
血行を促進する効果が期待できるDHAやEPAなどの成分が豊富に含まれています。気血の流れが活発化する春にはぜひ食べたい食材ですね。サバに含まるDHAやEPA余すところなく取り入れたい場合は、缶詰がお勧めです。お米を炊くときに汁ごと入れた炊き込みご飯なら、簡単でいいですね!
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