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たらたらくどくど

町の木 キンモクセイの話

嗅覚は最もネイティブな感覚だそうで、ふとした香りに遠い昔の記憶が甦ることは、日常よくあります。キンモクセイは秋を代表する香り。澄んだ空気の中に漂う甘く爽やかな匂いに、秋らしさを感じます。花は見た目が地味な分、香りで存在をしっかり主張しています。私たちの嗅覚にも慣れ親しんだ香りとしてインプットされており、それは遠い秋の日の思い出にも通じています。  

このキンモクセイが町木に制定されたのは、昭和51年10月30日。町制施行20周年を記念して、前年3月に全町民を対象に実施したアンケートを元に決定しました。当時の広報には、「一位・紅梅 二位・キンモクセイ 三位・さざんか 四位・たいざんぼく 五位・ライラック」とあり、制定委員会の審議を経てキンモクセイに決まりました。町制20周年のこの年は町歌も制定され、新庁舎、町民運動場も完成しました。なお、平成10年には柿の木が町木に追加制定されています。

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