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天竜川 橋紀行[2]

前回に続き、天竜川の橋を訪ねます。今回は2025年4月21日の実施記録です。
今回の見どころはコンクリートローゼ桁橋です。橋名の頭の数字は前回からの通し番号です。

23 伊那路橋(いなじばし)

竣工:平成6年(1994)9月  種類:桁橋  橋長:88.7m

親柱のオブジェが印象的
伊那路橋から下流を望む

24 天竜川水管橋(てんりゅうがわすいかんきょう)

竣工:平成2年(1990)3月  種類:トラス橋  橋長:111m

径800㎜の上水道管。箕輪ダムの水を導水

25 十沢橋(とざわばし)

竣工:平成14年(2002)6月  種類:3径間連結PC-T桁橋  橋長:110m

十沢橋
親柱にキセキレイ、欄干にセグロセキレイを意匠。セキレイは箕輪町の鳥
下流から望む。魚道が設けられた穏やかな川面

26 明神橋(みょうじんばし)

竣工:昭和38年(1963)7月  種類:5径間PC-T桁橋  橋長:100m

通学路のためAM6:30~8:00は車両通行禁止。桁部分は新しい

27 箕輪橋(みのわばし)

竣工:昭和29年(1954)10月  種類:3径間RCローゼ桁橋  橋長:98.6m

箕輪橋(左岸から)
堂々たる親柱
跡がそのまま残っているコンクリート表面
右岸から
左岸から
親柱に標された概要。鉄筋量の「瓩」はキログラム。使用したセメント量まで表示されている。施行概要は施工概要では?
篤志者名まで印されている

コンクリートローゼ桁橋      
ローゼ桁橋(ローゼ橋)は、土木官僚の中島武によって開発された鉄筋コンクリート製のローゼ桁構造の橋です。桁とアーチ部材の双方で支えるアーチ構造の橋で、アーチ部材(上部)と補剛桁(下部)がほぼ同程度の部材厚をもつ点が外見上の特徴です。      
開発者の中島武(1906-1980)は札幌出身。北海道帝国大学土木工学科を卒業後、茨城県・岐阜県の道路技手を経て1933(昭和8)年長野県に赴任し、ここで鋼をコンクリートに替えた「鉄筋コンクリートローゼ桁」という新しい橋梁型式を開発しました。新潟へ転出するまでのわずか3年半あまりの間に、世界初といわれるコンクリートローゼ桁を7橋設計架設しています。中島が長野県在職中に開発実用化した影響からか、このタイプの橋は長野県に多くみられます。

28 町田橋(まちだばし)

竣工:昭和59年(1984)12月  種類:3径間連続鋼鈑桁橋  橋長:96.6m

車1台がようやく通れる幅しかない。すぐ下流に「新箕輪橋」があり、なぜここにこの橋が? 下流側に上水道配水管が添架されている

29 新箕輪橋(しんみのわばし)

竣工:平成5年(1993)11月  種類:連続3径間連結PC-T桁橋  橋長:97.7m

新箕輪橋。青いパイプは上水道配水管? 欄干の色が個性的

30 天龍橋(てんりゅうばし)

竣工:平成22年(2010)5月  種類:3径間連結PC-T桁橋

昭和9年架橋の旧橋に代わり架設された153号バイパスの橋。4車線化の橋台ができている

31 明神橋(みょうじんばし)

竣工:昭和37年(1962)10月  種類:3径間RCローゼ桁橋  橋長:110m

上流から望む明神橋。背景は中央アルプス。左岸・伊那市、右岸・南箕輪村
下流の伊那市側から。橋幅は1車線分しかない。アーチが箕輪橋(27番)より緩やかな感じがする
下流の南箕輪村側から。桁部にメンテ跡が

32 新明神橋(しんみょうじんばし)

竣工:昭和60年(1985)10月  種類:3径間連続非合成鈑桁橋  橋長:99.2m

新明神橋
民謡「伊那節」の彫像

33 水神橋(すいじんばし)

竣工:昭和28年(1953)  種類:3径間RCローゼ桁橋  橋長:101m

水神橋
明神橋と同様に、橋幅は車両1台分
橋の色が違えばもっと映えると思う

34 二条橋(にじょうばし)

竣工:昭和51年(1976)5月  種類:2径間PC-T桁橋  橋長:72m

35 大橋(おおはし)

竣工:昭和8年(1933)12月  種類:桁橋  橋長:86.5m

右岸から。赤い部分が歩道部。大橋は明治18年(1885)に初代が架設され、現在の橋は3代目
左岸から。大橋は平成16年(2004)に大規模改修がなされた

このあと、36中央橋、37桜橋、38毛見橋、39平成大橋、40春近大橋、41殿島橋は省略しました。殿島橋は平成18年(2006)7月の豪雨で損壊し、平成21年(2009)3月に歩行者専用橋に代わりました。

42 北の城橋(きたのじょうばし)

竣工:昭和33年(1958)12月  種類:単径間トラス吊橋  橋長:60m

左岸は駒ヶ根市、右岸は宮田村。下流に大久保ダムが控える


路面は木製。5㌧の重量制限がある。平成19年(2007)4月に改修工事がなされた

一帯は伊那峡と呼ばれる峡谷の景勝地。「北の城」は右岸の河岸段丘上に築かれた中世期の平山城

43 大久保橋(おおくぼばし)

竣工:令和4年(2022)3月  種類:鋼2径間連続非合成箱桁橋

令和4年に架設した第6代大久保橋
右:第4代(昭和13・1938年架設、吊橋)の橋台、左:第5代(昭和39・1964年架設、鋼トラス橋)の橋台
第4代吊橋主塔部の断面(手前)と第6代大久保橋

番外 松木平橋(まつきだいらばし)

河川:新宮川  竣工:昭和38年3月  種類:RCローゼ桁橋

駒ヶ根市中沢の新宮川にかかる松木平橋
地元では「しんがわ」と呼ばれる新宮川に、三六災害後に架設された

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